今日、12月1日は、当社の設立記念日。総合朝礼では、私の父の話を織り交ぜながら、「意味のある年齢を迎える」ということについて話した。父は今年72歳になった。父の父(祖父)は数えの72歳で逝去した。父にとっての72歳は、きっと意味のある歳なのだろうこと。そして父のこれから紡いでいく人生が私たち子どもにとっての一つの目標になるのだなと思いを馳せる。企業も人も、それぞれに意味のある年月や記念日を持っている。それらを迎えたとき、一つ一つを大切にする気持ちがあるかないかで、人生が変わってくる気がする。
さて、例年なら12月1日は、お昼にお祝いのケーキを準備するのだが、今年は創業70周年や、会長の退任祝いも兼ねて「お赤飯と紅白饅頭」。会長にとっては最後のブラザー印刷でのお祝いだ。本日付けで会長職からも卒業するわけだが、本人曰く、寂しくないのだそうだ。まあ、来たいときにまた来たら良いし、今生の別れでもないし。そう言ってもらえるということは、うまく引退までの道筋を引けたのかなと、私としては少しほっとしている。
会長、お疲れ様でした。あとは、任せといて!